ユニーク・ブラボー・シネマ

ユニークさに欠ける凡人が、映画に溢れるユニークを味わいつくし喝采したい映画ブログ

『羊の木』感想 得体の知れない人間の怖さ

『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八監督作『羊の木』。 原作は漫画らしいですが未見。過疎化の進む港町に、仮釈放された6人の元殺人犯がやってくるという映画です。

『ゲティ家の身代金』感想 お金持ちじゃなくて良かったと思わせてくれる映画

リドリー・スコット監督『ゲティ家の身代金』を鑑賞。 劇場公開1か月前になってケヴィン・スペイシーが例のスキャンダルで降板、そこからクリストファー・プラマーを急遽代役に立てて撮り直し、無事予定通りの日程で公開させたという製作背景からしてもう凄…

ジョーカーだけじゃない!ヒース・レジャーの魅力が詰まった6作品

2008年夏、日本での『ダークナイト』公開の初日、その年に亡くなった故ヒース・レジャーのジョーカーを観るために映画館へ行った私はたまげました。「ヒース・レジャー、どこにも居ないじゃん…!」 喋り方、笑い方、声の出し方、身のこなし…それまで私が大好…

『ブロードウェイと銃弾』感想 ウディ・アレンが描く内幕もの

ブロードウェイの内幕ものコメディ『ブロードウェイと銃弾』。94年製作のウディ・アレン作品で、アカデミー賞に6部門ノミネート、ダイアン・ウィーストが助演女優賞を受賞した映画です。

『婚約者の友人』感想~フランソワ・オゾン監督が描く「嘘も方便」

フランソワ・オゾン監督の映画はなるべく追いかけるようにしていますが、まだ観ていなかった2017年公開の『婚約者の友人』 。戦争で婚約者を亡くしたドイツ人女性のもとへ、元兵士のフランス人青年が現れることから始まるサスペンスタッチなドラマでした。で…

『キートンの大列車追跡』感想~世界三大喜劇王バスター・キートンの代表作

世界の三大喜劇王と呼ばれる一人、バスター・キートンの『キートンの大列車追跡』を鑑賞。今までこの人の映像をチラ見したことは何度もあったけど、映画をちゃんと観るのはこれが初めてです。 ちなみに邦題は『キートン将軍』『キートンの大列車強盗』という…

『クリード 炎の宿敵』感想~息子たちの意地のぶつかり合いに号泣した映画

ボクシング映画の金字塔『ロッキー』シリーズで、主人公ロッキーのライバルであり親友だったアポロ・クリードの息子、アドニス・クリードを主人公とした作品の2作目『クリード 炎の宿敵』。 前作『クリード チャンプを継ぐ男』の前に一度『ロッキー』シリー…

『ペット・セメタリー』感想~子役ミコ・ヒューズのコワ可愛さと親父の心理

怖くはないけど、人間のどうにもいかない心理をついていたホラー映画『ペット・セメタリー』(1989)。スティーヴン・キング原作・脚本です。

『ワンダー 君は太陽』感想~太陽は、惑星を照らす

顔に障害を持って生まれた少年と、彼の周りの人々を温かい視線で描い監督は『ウォールフラワー』のスティーヴン・チョボスキー。主人公・オギーを演じたのは『ルーム』のジェイコブ・トレンブレイ、彼を見守る両親をジュリア・ロバーツとオーウェン・ウィル…

『ターミネーター』感想~今さら1作目を観て脚本の面白さを知る

出典:IMDb 今さらながら、『ターミネーター』(1984)を初めて鑑賞。同シリーズは、子供の頃にテレビでやっていた『ターミネーター2』と続く3作目の2本しか観ていなかった。2作目が最初だったために、1作目に戻って観ることを億劫に感じていたフシがある。 し…